「あのね」のページ

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　L.Anderson -The PennyWhistle Song ペニーウイッスル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010 . 7 . 5 UP

「うふふっ」とほほえんで、なにか素直で暖かい気持ちにさせてくれる、数少ないそんなことのひとつ。
それは「幼児期～小一の子どもたちの話してくれることば」ではないでしょうか。
新聞を読まなくなった最近ですが、そうそうこんな投稿欄もあったっけ　と思い出し早速専用のページを作ってしまいました。（まだ、続いていたんですね！）
　今年(2010・H22年5月～)朝日新聞・毎・月曜朝刊「あのね」欄からの転載です。

なぜ、「あのね」メッセージにこんなにも惹かれてしまうのか？

思ったままを飾ることのない言葉で投げかけてくる。かわいい、うまい、笑っちゃう。

まだいろんな知識がないというこがもあって、あまりにも素直で純。

「あのね」を伝える相手は、その子が「好きな人」なのだろう。周りの人も受け入れてあげたくなる。

言い訳の天才。そのすごく速い成長ぶりにおどろかされる。

発想が面白い。幼児は詩人であり、科学者でもある。その自由な発想を尊重したい。

大人が失ったり忘れてしまったことを、教えてもくれる。


6月28日	類・３歳	小学校の運動会の騎馬戦で帽子の取り合いをしているのを観戦して思った。「僕は帽子をかぶらないで行く！」
6月28日	澪・５歳	テレビで野生のラッコが貝を食べる姿を見て言った。「あかんなぁ～。ごみはちゃんとゴミ箱に捨てんとな～」
6月28日	陵瑛・２歳	納豆のからしをシャツにとばしてしまい、しょげているママに。「ママに抱っこしてもらいたかったんだよ」
6月21日	舞花・２歳	テレビで青虫の脱皮を見ていたら、ママが「変身するのよ」と教えてくれたので、聞いた。「プリキュアに？」
6月21日	健太郎・３歳	寝る前に雨が降っていて、朝起きたら雨が降っていた。「もしかして、昨日と今日はつながっているんかなあ？」
6月21日	裕依・５歳	夜、化粧を落としたママを見て、不思議に思って一言。「ママって、顔を洗ったらどうして汚い顔になるん？」
6月14日	大樹・３歳	歯磨きのせっけんは、はみがき粉っていうんだよ」とママ。「じゃあ、おふろのせっけんは、オフロコ」
6月14日	穂・３歳	5月5日だから「しょうぶ湯にしよう」と話すママを見て。「ママ、そのニラをお風呂に入れるの？」
6月14日	和哉・７歳	ほおについた米粒に、ママから「お弁当ついてるよ」と言われたので。「もう小学生だから、給食って言って！」
5月31日	岳史・８歳	「もうすぐゴールデンウィークだね」とママに言われて。「ろくルデンウィークとかになるときもある？」
5月31日	理世・２歳	寒い日の朝、ママがお弁当をナプキンで包んでいたので聞いてみた。「おべんとうさんもさむいの？」
5月31日	華香・８歳	新幹線の切符を買って「やった。のぞみの新型」と喜ぶママに。「新幹線も新型インフルになっちゃったの？」
5月24日	景太・５歳	字を読むのが得意。新聞の「しだれ梅五分咲き」という見出しを見て、「梅の花って５分しか咲かないの？」。
5月24日	智耀・７歳	新１年生になった。４月は４時限授業だったけど、５月から５時限授業に。「１２月は１２時間目までかな。疲れちゃう」
5月24日	有葉・６歳	歯が抜けた。大人の歯に生え変わるとママに聞いて、「ママの歯は、いつおばあちゃんの歯に生え変わるの？」
5月17日	裕子・４歳	化粧水のCMをまねて、ぬらしたティッシュをほおにあててみた。「大人みたいなモチモチ肌になった？」
5月17日	慶二・４歳	おばあちゃんにこっそり聞いてみた。「いくつになったら、お兄ちゃんの年にかてるの？」
5月17日	穂南・５歳	おねしょをしてしまったけれど、おばあちゃんにはこう説明した。「汗をたくさんかいてしまったの」
5月10日	花恵・２歳	仕事で疲れて顔色の悪いお父さん、心配して声をかけた。「お父さん、顔が悪いね…」
5月10日	明音・２歳	おじいちゃんの家に着くまで、車の中で「ごぶさたです」と練習。そしてごあいさつ、「子豚さんです！」。
5月10日	直人・３歳	ママがおばあちゃんに「お母さん」と話しかけていたので、教えてあげた。「あれは、バアバだよ」

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