「うふふっ」とほほえんで、なにか素直で暖かい気持ちにさせてくれる、数少ないそんなことのひとつ。 それは「幼児期〜小一の子どもたちの話してくれることば」ではないでしょうか。 新聞を読まなくなった最近ですが、そうそうこんな投稿欄もあったっけ と思い出し早速専用のページを作ってしまいました。(まだ、続いていたんですね!) (2011・H23年3月〜)朝日新聞・毎・月曜朝刊「あのね」欄からの転載です。 |
なぜ、「あのね」メッセージにこんなにも惹かれてしまうのか?
思ったままを飾ることのない言葉で投げかけてくる。かわいい、うまい、笑っちゃう。 まだいろんな知識がないというこがもあって、あまりにも素直で純。 「あのね」を伝える相手は、その子が「好きな人」なのだろう。周りの人も受け入れてあげたくなる。 言い訳の天才。そのすごく速い成長ぶりにおどろかされる。 発想が面白い。幼児は詩人であり、科学者でもある。その自由な発想を尊重したい。 大人が失ったり忘れてしまったことを、教えてもくれる。 |
2012年 8月28日(日)の「教育」ページに「あのね・夏休み特集」をみつけました!一部のみですが転載しておきます。
8月28日 | 孝介・4歳 | 夏って切ない? ●公園でブランコをこいだ。高く、空に届くまでとおばあちゃんが背中を押してくれ、「あんまり楽しくて、僕、泣きたくなってきちゃった」。 |
8月28日 | 陸冬・5歳 | トイレも一苦労 ●暑かった日。スーパーのトイレで用を足したが、汗でズボンが肌にくっつき、上げられない。「僕のおしりとパンツとズボンが、みんなけんかしてるよー!」。 |
8月28日 | 愛香・2歳 | おむつ外しに挑戦中。 ●一緒に入ったお店のトイレで用を足すママを見て、「あっ、ママ、おちっこでたー! じょうじゅー、おりこうー」。 |
8月28日 | 成海・4歳 | 消せるものなら…… ●家族で海へ。気づくとママの足が、サンダルのデザインの水玉模様に火焼けしていた。「こんなのイヤー」とママ。「じゃー消しゴムで消せばいいやん」 |
8月28日 | 瑠久・3歳 | 貴重な日陰が。 ●道路の日陰で、ろう石を手に落書きをしながら遊んでいると、急に雲がさっと流れて日が差した。「パパー、日陰が売りj切れちゃったー!」 |
日曜日の「教育」ページで偶然発見!'11.6.13転載 | ||
6月12日 | 俊輔・7歳 | 筆算で引き算をしていて、「21ひく9」を間違えた。父が「10の位から借りてきて」というと、機嫌が悪く、「絶対借りない!」 |
6月12日 | 花恵・5歳 | 買ってもらったばかりの透明のサンダルを家の中で履いていたら、片方をなくしてしまった。怒るお母さんに「まるでシンデレラだね」。 |
6月12日 | 和也・4歳 | テレビを見ていて、リポーターの人が「お年寄りの街、巣鴨」と紹介しているのを聞いた。「子どもは行ってもいいのかな〜」 |
・ | 4月18日以降 「あのね」の掲載欄がありません。投稿が少ないのか? それとも他のページや曜日に変更になったのでしょうか?どなたか教えてください!'11.5.31 |
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4月18日 | 義之・3歳 | 針が進んでいた時計が、電池切れで動かなくなった。それを見て、「時計さん、がんばりすぎちゃったんだね」。 |
4月18日 | 伊吹・5歳 | 車で移動中、目的地を通り過ぎてしまった。運転手の祖父に向かって、「じいじ、この車、巻き戻しできる?」。 |
4月18日 | わかば・3歳 | お母さんが夕食の準備で、魚のうろこをそいでいた。「お魚かいかい(かゆいかゆい)やけん、かいてあげよん?」 |
4月4日 | 研人・7歳 | 地震後、節電中で暖房なしの冷えるなか、父親に抱きつきながら、「あったか〜い! お父さんは最高の暖房だねえ」。 |
4月4日 | 瑛海・6歳 | 保育園の卒園式で、担任の先生はあでやかなはかま姿だった。帰りに「先生、バカ殿の靴はいてたよ」。 |
4月4日 | 佐伯ほずな・7歳 | 「英語で名前を言う時は反対になるんだって」と言って、「マイネイム・イズ・ナズホキイサ」。 |
3月28日 | 悠真・2歳 | 家で遊んでいる時、おならをした。「何か音がしたね」と母に言われ、「おしりにブタがいるの!」。 |
3月28日 | 啓史・4歳 | 「お誕生日おめでとう」と祖母。「まだ3歳だよ。パパが出張から帰ってこないからケーキ食べてないもの」。 |
3月28日 | 龍慎・5歳 | ママが真っ暗な部屋でおどかそうと、おばけの声で「ママじゃないよ〜」と言うと、「ぼくじゃないよ〜」。 |
3月21日 | 陽向・5歳 | 「なんでママからは男の子しか出てこないんだろね」というママに、「なにか悪いものでも食べたんじゃない?」。 |
3月21日 | 綾花・4歳 | 母が「洗い物で手にあかぎれできたよ」と見せると、「ちゃいろぎれ、きいろぎれはどこにできたの?」。 |
3月21日 | 彩伽・5歳 | 海の生き物を図鑑で見ていた。パパが「鯨は人間と同じ哺乳類なんだよ」というと、「桃太郎は何類?」。 |
3月7日 | 佳之介・9歳 | 気温が高くなり、雪が解けてきた。朝、窓から庭を眺めて、「あ〜、土も石もなつかしい……」。 |
3月7日 | 滉大・3歳 | 温泉旅行で父が「夕食は個室だよ」というと、「僕だけ『子』室でみんなは『大人』室なんでしょ。さびしい」。 |
3月7日 | 洸太郎・6歳 | 「お母さんの耳は地獄耳、洸ちゃんの耳は天国の耳。だって、洸ちゃんの耳は良いことしか聞こえないもん」 |