あのねトップ 2010.6.1〜
P.5 2011.3〜
ここはP.4 2010.12〜
P.3 2010.9〜
P.2 2010.7〜
P.1 2010.5〜

Welcome to 考坊・TAKKY-N

                    あのねのページ


  サウンドミュージックより ドレミの歌
                                 2010 . 12 . 6 〜 '11 . 2 . 28 UP

「うふふっ」とほほえんで、なにか素直で暖かい気持ちにさせてくれる、数少ないそんなことのひとつ。
それは「幼児期〜小一の子どもたちの話してくれることば」ではないでしょうか。
新聞を読まなくなった最近ですが、そうそうこんな投稿欄もあったっけ と思い出し早速専用のページを作ってしまいました。(まだ、続いていたんですね!)
 
(2010・H22年12月〜)朝日新聞・毎・月曜朝刊「あのね」欄からの転載です。
なぜ、「あのね」メッセージにこんなにも惹かれてしまうのか?
思ったままを飾ることのない言葉で投げかけてくる。かわいい、うまい、笑っちゃう。
まだいろんな知識がないというこがもあって、あまりにも素直で純。
「あのね」を伝える相手は、その子が「好きな人」なのだろう。周りの人も受け入れてあげたくなる。
言い訳の天才。そのすごく速い成長ぶりにおどろかされる。
発想が面白い。幼児は詩人であり、科学者でもある。その自由な発想を尊重したい。
大人が失ったり忘れてしまったことを、教えてもくれる。




2月28日 愛子・5歳 大好きなイチゴを前にして、「あーあ、緊張して食べられない。だってかわいいんだもん」。
2月28日 啓吾・3歳 電車が大好きで、いろいろな路線名を覚えている。ニュースを聞いて、「トチジセンって宇都宮も通るの?」。
2月28日 瑠里・4歳 山道で動物出没注意を呼びかける鹿の絵の標識を見つけた。「ああ、サンタさん、ここから来たんか〜」
2月21日 奏太・7歳 島田ゆかさんの絵本が12年ぶりに発売されたのを知って一言、「生きててよかった……」。
2月21日 裕仁・3歳 お父さんはいつもお母さんを「いい奥さんだね」とほめている。「僕は、大きくなったらいい奥さんになるんだ」。
2月21日 結衣・5歳 明日の誕生会が楽しみ。「明日ってお山のむこうにあるんだよね。お山に登ったらお誕生会見えるかな?」。
2月7日 宰・3歳 節分に豆まきをしましょうね、と母と話していた。 「おかあさーん、鬼にホーイ、ホーイってやるエサ、買ってきてね」。
2月7日 紘樹・5歳 おばあちゃんの誕生日。「80年前に生まれたんだよ」と母が言うと、「えー! そのころ、恐竜いた?」。
2月7日 小雪・1歳 食事中に窓がガタンと鳴った。母が「風かな?」と言うと、「かぜさーん、おいで。まんま食べよう!」。
1月31日 丈英・2歳 お風呂からあがって髪を七三にとかしている。「なかなかいいよ」と言われ、「これから夢でお出かけするの」。
1月31日 リンゴ・2歳 怒られるとすぐに泣く。「泣けばいいと思っているの!」と母が言ったら、「なけばいいとおもってた〜」。
1月31日 哲夫・5歳 「首とつく所は冷やしちゃダメなんだよ」と母にマフラーと手袋をつけてもらった。「じゃあ、乳首も?」。
1月24日 蒼偉・2歳 「大きくなったら何になるの?」ときかれ、「ハーバード大学に行って、仮面ライダーになるんだ」。
1月24日 幸人・2歳 保育園で昔話を覚えてきた。「おじいさんは芝刈りに、おばあさんは洗濯機ポン、ガラガラしました」
1月24日 美紀・3歳 おばあちゃんにお年玉もらった。ママが「貯金しようか」と言ったら、「えっ! 切っちゃうの?」。
1月17日 聡・2歳 お母さんに向かっておもちゃのカメラを構えて、「お母さん、カニのハサミのおててして」。
1月17日 愛子・5歳 紅白歌合戦で歌手が「♪あなた以外何もいらない〜」と歌っていた。「えー! ご飯もー !?」
1月17日 尊希・9歳 今年は卯年。「今年のお正月って、なんでタマゴって字がようさん(たくさん)あるんやろ?」。
1月10日 裕・5歳 飲食店でおかみさんに「あなたは幼稚園児?」ときかれた。保育園児だけれど、「まあ、そのようなものです」。
1月10日 空良・4歳 保育園でのかけっこがいつも遅い。「おかしいなあ。この靴、電池入ってないのかなあ」
1月10日 美央・8歳 お父ちゃんがお姉ちゃんのテスト結果に「詰めが甘いなあ」とぼやいた。「お姉ちゃんの爪って甘いの?」
12月27日 涼佑・3歳 法事でのこと。お坊さんがろうそくに火をともすと、「ハッピバースデー、ツウユウ!」。
12月27日 諒真・3歳 ぶつぶつと空気穴の入った手作り蒸しパンをじーっと見て、「虫さんが食べたムシパンやな」。
12月27日 洸太・3歳 ママが「もっとお魚食べる?」と聞いたら、「おなかの中が水族館になっちゃうから、もういい」。
12月20日 寛純・3歳 ママが食事中にティッシュを取りに隣室へ行った。ついていって、「ママとりにきたの」。
12月20日 実紅・4歳 お父さんがカキにあたった、と聞いた。「どうやってぶつかったの? 木の下にいたら、あたっちゃったの?」
12月20日 想也・6歳 母がチーズトーストを出して「熱いから気をつけて」。何度も息を吹きかけ、「なんで口の中に風があるん?」
12月6日 嘉紀・4歳 ばあばと2人でお留守番。ばあばの姿が突然見えなくなって大泣き。「ぼく、心が迷子になっちゃったの」
12月6日 柚月・6歳 ママが新聞を見て「明日は新聞休みか」とつぶやいた。すると、「なんで? たぶん事件がないから?」
12月6日 桜花・5歳 車が大好きな父が、車のマフラーを青紫色のチタン製に換えた。「パパの車の肛門、虹色に変わったね」



 考坊Top (HOME) へ